毎年この時期、一部の生徒から相談される事があります。迷う気持ちは十分わかるので、その都度面談などで対応しています。
選択としては、変更ぜずこのまま最後まで頑張る、変更する両方のケ-スがあると思います。個人個人の状況によりますが、例えば
・公立へのこだわり
・その学校への強いこだわり、憧れ(部活・学科など)
・高校入学後のビジョン(学校生活、大学進学有無など)
さすがにこの時期は、なんとなく無理そうだからやめておこう、ここなら合格しそうだからそこにしようと言う理由はほとんどないですが、一つの壁を乗り越えるか、回避するか一つの岐路に立ってるとも言えると思います。
個人的には、どちらも正解のケ-スがあると思うので、しっかりと話を聞いて、悔いのない選択ができるよう、判断の基準になる話を極力言うようにしています。
また、迷うと言うことは、あともうひと踏ん張りすれば、合格しそうだ、点数が徐々に上がってきたけど、最後まで伸びるか心配など、これまで頑張ってきた中で、良くなってる部分が見え始めてるから余計に迷ってしまうことの現れとも言えるのです。このような境遇になって頑張ることが今後の本人の成長につながると思います。
明日願書の締切ならともかく、これまで頑張ってきたのなら、あと3ヶ月弱しかと
思うか、3ヶ月近くもあると思うかですよね。目標点に到達するには、どんな勉強が必要で、どんな状況にあれば(具体的には例えばこのテキストを完ぺきにこなせば00点等)達成できるのかは、既にわかってるはず。点数に達していないのはそこが埋め切れていないからです。何を勉強したらよいかわからないとか、どのくらいやらないといけないかがわからないとかはないはずです。
最終的に一番重要なことは、本人が決断して決めることだと思いますので、
(もちろん保護者の皆様の賛同も必要ですが)最後は、本人の下した決断を尊重するようにしています。(それが一番悔いの残らない選択だと思うので)
残された時間は皆平等です。最終的に決めなくてはいけない時期ではありません。本番までをどう過ごすかをしっかり決める時期だと言えると思います。