GWも終わり、3年生は今週1回目の実力テストです。本格的な受験バージョンにはなっていないと思いますが、これまでのテストで一番範囲の広いテストになってると思います。
1回目のテストは、結果は良いに越したことにないですが、それより受験勉強に対する意識や取り組みスタンスをしっかり持つことの方が後々の事を考えるとより重要だとこの時期考えています。
しっかり万全の状態で取り組んで、その結果目標到達であれば、先手必勝でこのままGO!ですが、なんとなく思った以上の良い結果で「なんか大丈夫そうだな」となると
夏以降が心配になるので、そのような場合はしっかり現状を話して着実に実力が付く勉強方法の徹底を促します。
全単元チェックの重要性
桜鳴塾では1年生の範囲から全単元チェックして受験勉強を実施しています。この時期「ここは大丈夫だから必要なし」とスル―すると、後々テストでその単元について失点するケースがあるからです。
例えば、多項式等の計算でも、これまで定期テストで80点、90点とってる子でも、
いざ「じゃー全問正解あたりまえだよね!」とプリントを渡すとポツリポツリとミスをするケースが多いです。
本人に聞くと「絶対できると思っていた」と必ず答えます。ただのミスで済ますのではなくて、自分が間違いやすいパターンをしっかり認識すれば、次にその問題にであった場合「この前間違ったパターンだ」とより慎重になってミスを防げるようになります。
もちろん実際問題をやってみて、本当に完璧ならその限りではないですけどね。笑
いずれにせよ、入試問題は意外に解けそうで解けない問題も結構あります。安全圏を見越して受験するにしても、実際のところボーダーライン+30~50点で受験が例年多いです。(5科目トータルで)
ご存知の通り、数学の計算は3点から4点、理科の基本的問題でも3点配点は多いです。ミス1つが、本番ではいかに大きいかがわかると思います。
入試問題3分類
入試で合格するために、その生徒一人ひとりに
・正解しなくてはいけない問題
・頑張って正解したい問題
・正解しなくてもよい問題
の分類ができると思います。先ずは夏休み終了までに、正解しなくてはいけない問題
を1つ1つの単元をチェックしてできるつもりではなく、確実にできるレベルに仕上げることが第一段階です。そうすれば、夏以降、頑張って正解したい問題にトライでき、後半しっかりと成績を伸ばすことが可能になります。
今回のテストで感じて欲しいこと
今回の実力テスト、結果もさることながら、
・大丈夫と思っていても念のため実際確認しないと意外な盲点もありそうだな
・やっぱり3年分の範囲は広いから忘れそうなところは繰り返しも必要だな
・簡単な問題をミスすると相当なハンデになるんだな
等、そんな捉え方をしてもらえれば、この先かなり点数を伸ばす可能性大だと思います!