終業式から早くも1週間が経とうとしています。皆さん連日の暑さで体調管理が大変
だと思いますが、夏の目標に向かってよいスターが切れましたか?
桜鳴塾でも、夏期講習や自習活用の推進など、それぞれの学習計画に向けて稼働中です!全体の基礎が固まってない場合はまずはそこが優先、既に固まってる場合は次のレベルアップに向けた取り組みが中心となります。
あせらずじっくり器の「大きさ」「強さ」を磨きましょう!
夏休み期間は、自分のレベルの「器」の大きさや、「強さ」を決めるとても大切な期間となります。当たり前の話ですが、この器を大きくすればより多くのことが習得できますし、更に強くなればより定着度合いが増します。
「大きさ」を広げるには経験(様々な問題に触れる)そして「強さ」を磨くには練習(すなわち演習)が必要です。特に受験生にとってはこの夏がその器の強度を強くする最後のチャンスとなるでしょう。高校受験生、大学受験生としては期限があるから当然ですよね。
今は現状を横に置いて本心で目標を決めましょう!
始まったばかりの夏の目標は1ランク2ランク上の目標はそんなに非現実的なことでなく、夏頑張った後では、例年、高校受験なら一定のレベルまでは実力明けのテストプラス30~50点以上伸びる子が圧倒的に多いですし、大学受験であれば、全体で偏差値5、特定の科目に絞ると、7のアップは十分可能と考えています。
但し、これも夏にしっかりと自分の器を固めた上での話です。昨今の入試問題をみても、確かに「思考力」を重視した問題が増えていることもこの時期の器にこだわる理由があります。
しっかり学習したところはテストで正解しよう!
どういうことが起こるかというと、例えばその単元を学習して知っていていたのに、その単元の問題が出ても正解できないケースが増える(あとで解説で確認してなんだよそういうこと!?それだったら知ってたわ!)ということです。
その「思考力」を高めるために様々な対策はありますが、例えば数学でよく生徒に言ってるのは、「数学は答えは1つだけど、解き方は複数あるケースがたくさんあるよ!」です。参考書の解説は別解を載せてるケースが少ないので、生徒の状況を見ながら、「解説はこうだけど、こういう解き方もあるよねとか、君の回答は正解していて全然OKだけど、こういう考えも身につけたほうがもっと良くなると思わない?」とか、複雑な計算問題をするにしても、単に正解したかどうかだけでなく、その手順まで時間の許す限り一緒に考えたりすることでも、思考力はアップすると思います。
そんなこんなをじっくりできるのは時間のある夏だからこその部分もありますよね。
まだ始まったばかりですが、秋以降がイメージできる、器の「大きさ」と「強さ」を意識して取り組んでいます。