まだ雪、心配ですが今月はこの辺で勘弁して欲しですね
そして年内も残りわずかとなりました。世間では増税に関するニュースが連日報道されていますが、その一方表題に関するニュースなども最近目につきます。
いろんな情報があふれているので、現段階の状況をまとめてみました。
教育未来創造会議(いわゆる有識者会議)
ここでこれからの方向性や具体的内容が議論されています
検討の主な柱(奨学金関連)2024年度~実施
①給付型奨学金及び授業料等減免の中間層柄の拡大
②ライフイベントに応じた柔軟な返還
③官民共同修学支援プログラムの創設
これらをまとめて少し具体的に言うと
年収基準が600以内かつ進学時子供3人扶養かつ理工系
特に③は女子にフォーカスして検討されてるようです
これから議論がどんどん深まって更に範囲が広まってくれるといいなと思ってますが
現状はこんな感じです。
ちなみに2020年度から始まったこの制度、
利用率は全国12% 県内9%(昨年は660人程)
最も利用率の高い県で35%と開きがあります
今や貸与型を含めると2人に1人は何らかの奨学金を利用する時代です。
うちは対象外だから関係ないやと思う方も大勢いらっしゃるでしょう。
でもそんなニュースをきっかけにお子様の進路について更にいろいろ話し合うきっかけになってくれればと個人的に感じています
たまに貸与型が返せなくなったという残念なニュースをネットなどに見たりもします
(現在は延滞する方は3%ほどなのですが)
いろんな事象があってのことだとは察しますが、何となく進学して何となく奨学金(貸与)を利用したケースも一因にあるのかなと感じてしまいます
私の時代と違い何となくいい大学(偏差値高い)、何となくいい企業(安定大手企業)の時代ではなく、進学時に
なぜその大学、学部、なぜその企業なのかをより明確にすると言う事なんだと思ってます。
勉強についても
企業(職業) ← 大学 ← 高校 ← 勉強目標・戦略
→ → →
順番もどこからでも逆でもいいと思います
大学の就職企業先、高校の進学実績などからを見るだけでも、
こんな会社に就職しているのか
その大学ではどんな資格が取得できるのか
その大学に行くにはどんな高校がベストか
ではどんな勉強の優先順位が自分には必要か
などなど様々な想像ができるかと。まだ将来についてイメージできない場合は
せめてこのくらいは見て欲しいかなと。
そしてその意見についてご家族で話し合って(費用の面も)少しずつでもいいので発見してください。
既に決まってる場合でも定期的にそんな話をご家庭でしてください。
それが勉強のモチベーションにも繋がります。
表題から少し外れたかもしれませんが、今回のニュースからそんなことを感じました。
今後新たなことが決まっていけばまた述べようと思います。