昨年から議論されている給付型奨学金改正ですが、今月文科省より改正ポイントが
公表されたので、たぶんこんな感じになりそうです。
(もちろん今後国会での予算成立等が前提です)
現大学3年生以下のご家庭が対象になれば該当するので、大きな変更点としては
1 世帯収入380万~600万世帯の新設(3人以上子供扶養)
現行の区分1に該当する金額の4分の一で最大40万給付
2 私立、理・工・農系に進学した場合、私立文系との平均費用差額(約30万)給付
世帯収入基準は1と同じですが子供の扶養人数制限はなし
です。
これまで、高校在学時に、jassoの給付型奨学金を申し込んで
該当すれば、自動的に国の奨学金も対象となり進学後申し込む流れが主流でしたが、
2の文系との平均差額(収入基準は該当するが子供扶養が該当しない)のみ申し込み
のかたも出てくると思われます。(この該当予定は10万人位らしい)
世帯収入なので、まだまだ厳しい面もありますが、また少し拡大された点は評価できると思います。
来年スタート予定と言う事は、年収の計算や、学力査定も実際始まってると言う事。
該当する、しないは各ご家庭それぞれですが、この話題をきっかけに進路について
ご家庭で話をしてもらえたらと思います。
該当するかどうかとか、何を確認したらいいのかなどについては
先日のブログも参考にしてください。
奨学金を申込むときの検討ポイント - 桜鳴塾の指導日誌~金沢市問屋町~