桜鳴塾の指導日誌~金沢市問屋町~

金沢市問屋町にある個別学習塾、桜鳴塾のブログです。指導のことや、提携塾との情報交換等で感じたことを綴っていきます。そういう文章を通して、塾長の考えや性格みたいなものを感じて頂けたら幸いです。

詰め込み過ぎより理解を重ねる

 GWも終わり、高校では来週から評価テスト、中学では部活の大会や、それが終わる

と評価テストとなる流れかと思います。

 

 新年度の授業があまり進んでいないケースもありますが、毎年のことながら

テスト近くになると一気にペースがアップして以外に範囲が広く感じることもあるか

と思います。

 

 事前に計画をして進めていれば問題ないですが、そうでない場合は直前になって一気

にやり始める(そうせざるをえない)状況になる方もいらっしゃるのでは?

 

 

 

詰め込み中心の勉強は要注意

 

 時間がなく、焦る場合もあるかもですが、そこは1つ1つの単元について極力丁寧に理

解して進めてほしいと思います。

 

 そうは言っても時間が・・・と聞こえてきそうですが、直前になってしまえば

現実的に厳しいですよね。  

 

 つまり日頃の学習理解の積み重ねがないとそのようなスタイルにはもっていけないかなと。

 

 

 

 

 丸暗記偏りの限界

 

 昔と違い、昨今の入試傾向は、単純な質問形式がどんどん減少し、

 

 まずは文章・図を読ませて、

 

 「何を問われているのか」

 

 「そして自分の頭にある引き出しを使ってどれを使えば解答に到達するのか」

 

 この流れの割合が増加しています。

 



 少し長い目でみた学習効率

 

 学習内容によって暗記することももちろん重要ですが、

 

 「直前に詰め込み→しばらくすると忘れる→そして復習」

 

 基本そうですが、効率の部分では後からじわりじわりと差がついていきます。

 

 (評価テストはまずまずでも、入試前の実力テストや模試で差が出る)

 

 受験生は復習中心からのスタートになりますが、この時期は

 

 1つ1つの単元チェックの際、(特に数・理・社)

 

 「これはそういうことだから覚えるしかない」

 

 を極力減らすことが、少し先の自分を助ける要因になります。

 

 例えば、

 

 数学の公式にしても、なぜその公式が成立するのか

(公式の解説部分に根拠とか載ってるのを見てなるほどと理解する)

 

 特に新高1の方は、中学と違って覚えないと、数的にどうにもならないな

 と感じ始めてるころかな!?

 

 今の学習スタイルをチェック!

 

 部活との両立を考えると、致し方ない状況もあるかと思いますが、

 

 テスト範囲をこなすだけでなく、

 

 いきなり全部は無理でも1つ1つの理解(なぜこうなるのか人に話せるレベル)を

 

 少しずつでも重ねられるよう意識して取り組んでください。

 

 皆さんも経験あると思いますが、丸暗記より、理解したことの方がより記憶に残った

 

 り本番で活用できる割合が断然違います。