春休みもスタートし、皆さん、新天地や、新学年に向けての準備を日々進めてると思います。
以前も書きましたが、今年、来年(予定)と国の奨学金制度拡充も順次スタートします。
給付型は2020年に始まりましたが、その対象が、少しづず拡大しています。
この時期、高校などで奨学金ガイダンスを担当させていただくことがあるのですが、
その事前打ち合わせでも、今回の制度拡充に関しては皆さん関心がとても高いです。
既にご存じの方も多いと思いますが、制度がスタートしますので今一度変更のポイントをまとめておきます。
<給付型区分Ⅳ>2024年度~(今春高校卒業生)
世帯年収600万程度(扶養人数 就業状態等によって等によってラインは変わる)
子供3人扶養 区分Ⅰの4分の一程度支給
国立・・授業料等減免 約20万 給付金 自宅外 約20万
私立 約25万 自宅外 約23万
私立理系 国立授業料との差額給付(約30万程)※子供の人数関係なし
留意点 これまでは予約採用(高校在学中)申し込みですが、時期的に今回は
在学採用(進学先で申し込み)になる(来年以降は未定)
両方該当しても区分Ⅳが優先される
2025年度~(予定)(この春高3)
年収制限撤廃(3人扶養は変わらず)で、
授業料等減免(給付金ではない) 国立 入学金28万 授業料 54万
私立 入学金26万 授業料 70万
(金額は上限)
の予定です。
もちろん、その他の諸条件(学業成績、継続基準等)は確認する必要ありですが、
今高3でなくても、中学生のお子さんをお持ちのご家庭でも、これらを念頭に
教育資金の準備を検討されるべきでしょう。
でも、これらのニュースをきっかけに、ご家庭で、進学資金などについてしっかりと
話し合いあって、目標をしっかり決めることが1番大切ですけどね。
また今後進展があれば伝えていきますね。