最近一段と寒くなってきましたね。第1回統一テストも終わり、大学の推薦入試も今年度は今日でひと段落し、あとは結果を待つのみです。
又、日曜も石川総合模試があるので、テストラッシュはこれからが本番です。
その模試や結果についても、そろそろ自分だけの結果のみならず、周囲の状況も気になってくる時期かもしれません。
細かい課題を一つ一つ積み上げて実力が徐々に付いてきてはいるものの、この時期、志望校に対して全員がS、Aランクまで到達していないので、ここからも気を緩めることなく更なるスパートが必要です。
「自分と周囲」この時期、気にしすぎも問題ですが、まったく気にしないのも・・・
と思うので確認しておいた方が良いポイントは、
高校受験
この位に到達しておけばまず大丈夫というラインがあるので、そこを目指していれば、ボーダー付近でない限り周囲を気にする必要はあまりないですが、
・平均点との差がどうなってきているのか
・現状の位置で、仮に10点違うと順位がどう変わるのか
・過去合格している子はこの時期からどのくらいの位置にいたのか
石川県は国立・公立・私立1つずつの受験制度なので、学校内の順位ももちろん大切ですが、模試などで同じ希望受験校での県内順位を知っておいたほうが良いです。
実際私達も、模試の受験者数、希望者数、その成績分布、そして過去データーを参考にして生徒と話しています。
大学受験
共通テストがカウントダウンになってきてますが、大学受験に関しては、昔と違い受験制度がとてつもなく多岐かつ複雑になってるので、(私もその都度調べます)
志望校やその受験方法をどうやって決めるかに重きを置いています。
理由として、
大学生入学の主な現状は(数値は文科省のデータから概算です)
・短大含めると同年人口の約半分は進学
・その大学生の5人に1人は国公立
・大学生のうち約半分は推薦・OA入試で入学(国公立も増えてきてます)
・大学によって科目の配点比率がかなり違う ・・・
結果として高校とは違い、同じ大学でもいろんな評価方法の違いから、高校範囲の学力の差はかなりの開きになっていると思います(良い悪いの問題ではなく)
知らないと損をすることも結構あるので、大学受験はまずその辺を意識してもらうようにしています。
あと、一般受験に関していうと、
・一部の大学では合格者の月間の科目ごとの平均学習時間
・使用頻度の高い参考書・問題集
なども調べればすぐわかります。
せめてその位は早めに認識して日々の学習計画を立てることが戦略上とても重要です。
決まったら、あとはその過去問(少なくとも5年分)の研究や対策を考えて進むのみです。
又、自分と面識のない周囲について書きましたが、もちろん仲の良いライバルと切磋琢磨することも大切ですよね。
「周囲」に関してはこのくらいは知っておくべきかなと思いますが、主役はあくまで
「自分」なので、その「自分」が納得できるような受験期間を送ってほしいと願っています。