10月になりました。
入試も本番へ向けてた対策が本格化してきます。
これまでは、基礎固めや苦手分野の克服、そして応用問題への取り組みなどを中心でしたが、そろそろ問題の傾向も意識した学習もより必要になってきます。
なぜそう思うのかと言うと、
例えば公立入試の平均点を見ても石川県は全国ワースト5に入ることが多いです
昨年英語、社会は最下位、過去2~3年でみても、は他の科目でもワースト5に入ることが多いです。
小学生実施の全国学力調査では毎年トップ5にほとんど入るのに、高校入試はなぜこんな極端になってしまうのかなと思います。
私見ですが中学の間に学力が他県と比べ低下したとも考えにくいです。
問題が各県違うし、(配点も違います)単純比較する問題でも
ないと思いますが、他県の問題を見てもやはり違いは相当あるなと感じます。
・新カリキュラムを即、問題反映した県、
・英語の文法問題は必ず出題する県、
・国語の設問も、正解を問題文章から抜き出す傾向から、全体を自分の言葉で表現する
傾向にシフトした県、 などなど
大学入試と違い各県での勝負になるので、そこはあまり気にする必要もないかもですが、3年間頑張った総決算の点数が、平均で4割くらいだと寂しい気がします。
(簡単すぎても、難しすぎても差がつきにくくなりるので、作成する方は大変だと思いますが・・・)
なので、やはり後半はどうしてもそれらを意識した学習も当然MUSTになってくるのかなと。
毎年ここから受験生には個々の状況に応じて統一テストや模試などを通じて意識してもらうようにしています。
一定の学習の後は、全国の入試問題をどんどんやるのがいいのか、学習項目の優先順位、時には取捨選択も入れて計画するのが良いのか・・・・
決して山を張るスタイルではなく、要はそのバランスだと思ってます。
今週は高校・中学ともに定期テストWEEKです。
1,2年生は受験生をどういう状況で迎えるかが大切なのでオーソドックスな学習方法でいいと思います。
特に2学期は、範囲も広く、後半の流れも決まってくる大事な位置付けとなります。
各自しっかり準備して臨んで行きましょう。