桜鳴塾の生徒の多くは明日から評価テストになります。県大会進出を決めた部活動は部禁もなく大変だと思いますが、中間テスト同様、準備を万全にして目標点を突破してほしいと思います。
さて今日の表題ですが、毎年この時期は方程式、連立方程式等の文章題(応用問題)
で苦戦するケースについてです。
入塾前によく聞く話として、「計算問題はできるけど応用になったらね~」です。もちろん単に難しいレベルの問題もありますが、特にこれらの文章題については個々のレベルはありますが、できる問題はできるけど、できない問題はできないと答える生徒が多いです。
(連立の文章題は毎年出題されており、配点も10点なので確実に正解したい分野です)
ポイントは活字を数字に変換できること
しかし、状況をよく見ると問題を読んで手が止まってる状態が多く、わからないのではなく、単に文章(活字)→数字に変換できてない(式が作れない)だけのケースが多いです。
要は文章がごちゃごちゃしてるように感じて、訳がわからなくなってるケースです。
活字から一気に数字変換ではなく、ワンクッション置いて図示して考えてみる
当たり前の話ですが、文章→数字に変換と文章→イメージ図(ビジュアル化)→数値変換どちらが変換しやすいかと聞くと、全員後者と答えます。
(実際、隣で文章から簡単なイメージ図を描くとその時点で式ができるケースが多いです。)
これらの練習をすることが文章題克服の一つのキーとなります。すぐマスターできない場合もあるかもしれませんが、その場合
例えば、
・文章問題を読んで数字が出てきたらそこまでの文章を図示する
(例 午前8時に家をでて毎時4キロの速さで歩いた。)←ここでいったん区切る
これだけなら図示できますよね(自分が理解できるレベルで可)
※ここで文章2つ3つまとめてを一気に図示しようとしない(慣れてくれば別)
・XまたはYは何にするのか問題文の文末から決める
(~を求めよ。基本それがX Yとなります)
・最後まで行ったら抜き出してない(使っていない)数字がないかチェック
(与えられた数字すべて使わないと問題は解けません)
こんな練習を継続すると、文章問題の解けるレベルはアップします。
(文章問題は難しいなと感じた時、そのままじ~っと考え続けても時間だけが経過する可能性大です)
図示のイメージが湧かなければ図示の例示はいたるところに
学校のワーク問題でも、例題として図示されてるテキストは皆さんも持ってると思うので、文章題嫌だなと感じてる方は、その視点からも確認してみてください。
そんなの常識でしょ!って感じた方もいると思いますが、明日明後日、よい1学期で終えれるよう頑張ってください!